船で沖に出て、ショアからだと早々お目にかかれない25センチ前後のサイズから、時には尺超えなんてのも!!
また、なんと言っても東京湾のアジは脂が乗って非常に美味しいです。
そんなバチコンについて、
どんなタックルが必要なの?仕掛けは?船宿は?
そんな疑問について解説したいと思います。
バチコンアジングの魅力はなんと言ってもそのサイズ!
東京湾、特に横浜沖〜本牧沖のアベレージは、25センチ前後が主体。
20センチ台後半や時には尺超えなんてのも飛び出します。
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バチコンで念願の尺アジGET!!(渡辺釣船店)
元町中華街駅から徒歩10分程度の渡辺釣船店から、バチコンアジングで出船。 この釣り船は、他にも青物ジギングやタチウオジギングの乗り合いや、冬にはシーバスジギングなど、オフショアのソルトルアーを気軽に楽 ...
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条件次第で、こんな尺アジに出会えちゃうかもしれませんよ!!
東京湾のバチコンはLTアジ船への同船が主流
そんな魅力的なバチコンアジングですが、一体どこで出来るのかというと、コマセでアジを狙うLTアジ船に同船して行うことが出来ます。
一部バチコン専門の船もありますが、チャーター船が多く、少し敷居が高いです。
ただ、LTアジ船と同船と言っても、どこの船宿でもできるわけではなくできる船宿は限られています。
という事で、まずはバチコンができる船宿を紹介します。
渡辺釣船店
元町・中華街駅から徒歩10分程度
ドンキホーテを過ぎた先あたりの小さな小道を進むと、昔からの船宿が数件並んだ通りがあり、その一番奥。
錘の重さは15号以上指定で、それ以外の大きな制約無くバチコンを楽しめる。
ただし、人数が多いときは船の先端側に誘導される。
この界隈では珍しくルアーフィッシング中心の船宿で、バチコン以外には、タチウオジギング・青物ジギング・シーバスジギングが楽しめる。
いなの丸
横須賀市の大津漁港にある釣船、京急大津駅からも歩いてすぐ。
別の釣りをした時についでに聞いただけなので、詳しいルールは分かりませんが、6月〜9月くらいの浅場を回る時期はLTアジ船に同船してのバチコンが可能とのことです。
近々行ってみてレポートしたいと思います。
つり幸
川崎駅から車で10分程度
駅前から車での送迎もあり、都心から電車でのアクセスも簡単!
こちらも別の釣りをした時についでに聞いただけなので、詳しいルールは分かりませんが、平日などので空いている日であれば、LTアジ船にバチコンアジングでの同船も可能なようです。
かなり人気の船宿なので土日のバチコン同船は難しいかもしれない。要電話確認。
平日釣りに行ける人はチャレンジしてみてもいいかもしれないですね。
他にはタチウオジギング・青物ジギング・シーバスジギングなどが楽しめます。
船宿いわた
京浜急行線・鮫洲駅から徒歩5分、東急大井町線/JR京浜東北線・大井町駅から徒歩10分と、都心からのアクセスが非常にいい釣船です。
友人がよく利用していますが、大きな制約無くバチコンを楽しめるようです。錘の重さなど、細かいルールは予約時に問い合わせてください。
ここは注意!
LTアジ船と同船する場合、LTアジの錘とバチコンの錘の重さがかなり違うため、あまり軽い錘を使うとオマツリしやすいです。
なので、予約時にバチコンをやりたい旨を船宿に伝え、錘の重さは必ず確認するようにしましょう。
バチコンアジングで使うタックルは?
ロッド
東京湾をはじめとして、各地で人気の釣りとあって、各社専用ロッドが出てますが、陸っぱりや他の釣りのロッドが流用できます。
例えばキャロ用のルアーウェイト10g超くらいのアジングロッドや、テンヤロッドやティップランロッドなどが流用できます。
ベイトなら弱目のイカメタルロッドやタイラバロッドなどがいいかもしれません。
イメージ的にはティップの感度がいい、先調子気味のロッドが相性がいいですかね。
私はシマノの万能ロッド、クロスミッションを使っています。
過去には、ルアーマチックS70ULや、フリーゲームXT S610LSなんかも使ってたので、柔らかめの先調子のロッドならなんでもいいです。
船の上での取り回しを考えると、7フィート前後の長さのロッドが使いやすいです。
リール
リールは2000番~2500番くらいで、ハイギアでもノーマルギアでもどちらでもいいです。
遠投する釣りではないので、150番くらいのベイトタックルでもいいかもしれないですね。
私はヴァンフォードC2000SHGやアルテグラC2000Sあたりか、バルケッタFカスタム151HGあたりを使ってます。
仕掛け・ライン
主流はシンプルな逆ダンか三又サルカンをつかったダウンショットです。
三又サルカンを使うと、パーツが回転することで、糸よれを軽減することが出来ます。
逆ダンは、ジグヘッドをリーダーに直結して、シンカー側のリーダーをメインのリーダーに結びます。
メリットとしては枝スの長さを調整することができます。
また、金属パーツが少ないことで、手前マツリが減る気がします。
あとは逆ダンの方がシンプルなのでルアーマン好みな気がします。
ラインの太さは、専門で狙う場合は、PE0.4号あたりを使うようですが、僕は他の釣りから流用したりするので、0.8号だったり1号だったりまちまちですね。
バルケッタFカスタム151HGは、他にもライトジギング・タチウオジギング・シーバスジギング・タイラバでも使うのでPE1号を巻いてます。
スピニングの方は、直前に行った釣りによって、0.6号だったり0.8号だったり1号だったりします。
そんな感じで、メインラインはわりかし適当です。
リーダーは、フロロカーボンの2号〜3号くらいです。
誘い方
基本は着底したらしばらくステイ。
食ってこないようならゆっくりとしたワンピッチジャークで少しずつ上げてステイの繰り返しでタナを探る。
あとは、竿先を小刻みに揺すってシェイクして誘うのも有効。
シェイクしたあとはしばらく止めて、食わせの間を作ること。
上から落ちて来た餌に反応することが多いので、こまめに仕掛けを上げて入れ直すのも重要です。
それから、コマセとの同船だと、コマセが効く前の方が釣れる事も多いので、コマセの人たちよりもなるべく早く仕掛けを投入して、初めになるべくアタリを出す事笑
また、少し投げて、コマセに寄ってないアジにアプローチするのも有効です。
今お持ちのタックルを流用して、バチコンアジングに出かけよう!!
如何でしょうか?
ライトな釣りをしてる方なら、今お持ちのタックルがそのまま流用できてしまうので、ご紹介した船宿さんで、バチコンアジングデビューしてみては如何でしょう。
条件次第で、尺超え連発も夢ではありませんよ!!